MR. FRIENDLY Cafe  壁面緑化エコモス・システム
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今回のこの「MR. FRIENDLY Cafe」では、店舗前面の上部を壁面緑化したいというのがあり、いろいろ検討した結果、コケを使った「エコモス・システム」という方法で緑化しました。

壁面緑化は、主には4種類の方法にわかれます。
(1)登はん型
下から植物をつたわせて、壁を覆う。主につる植物を利用。ネット状のもので植物がつたう補助をつくる場合が多い。維持管理費が比較的安い。全体を覆うのに時間がかかる。
(2)下垂型
上部から植物をたらして、壁を覆う。主につる植物を利用。ネット状のもので植物がつたう補助をつくる場合もある。維持管理費が比較的安い。全体を覆うのに時間がかかる。
(3)基盤造成型
植栽する基盤を壁につくる。ポットやコンテナを並べる場合もある。潅水システムが必要。早期緑化が可能。コストがかかる。この前ここで書いた銀座のスウォッチビルはこのタイプ。
(4)エスパリエ
ほとんど見ることがないですが、果樹などの樹木を壁面沿いに植え、横枝を水平に伸ばし、形作る。人工的なひらべったい木みたいな感じ。私の好きなジャック・タチの映画「Mon Oncle(ぼくの伯父さん)」で、ぼくの家にある伯父さんが切ってしまう木はこのエスパリエです。

今回採用したコケを使用した「エコモス・システム」は、基盤造成型にもかかわらず、安価で、手間もかからず、早期に緑化できる方法です。コケは、雨の日に、湿気を探知して、水を必要とします。それ以外の時は仮死状態のようなもので、水を必要としない(晴れの日に水をあげると良くない)ので、雨が当たる場所でしたら、どこでもこの方法でできます。(人の手が当たる場所は、少し不向き。)手間もかからず、店舗には向いています。そして、見た目も緑の植物じゅうたんのような感じでやわらかい印象です。

壁面緑化や屋上緑化には、断熱効果の省エネや、建物の耐久性アップ、CO2の吸収、ヒートアイランド現象の軽減など、建物と環境を守る働きがあります。

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左写真:晴れの日のこけ。眠っている。 右写真:雨の日に水を吸って、開いたコケ。

Jacques Tati オフィシャルサイト かわいいです。
by jetminmintopper | 2008-10-15 19:07 | WORKS
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