JetMinMin田舎暮しプロジェクト 始動
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一昨年前、JetとMinMinは事実婚と共に共同生活を開始するのを期に「新しい生活」の模索を始めました。まず手始めにお互いが気になっている国に行ってその国の人々の生活を感じてみようと、アムステルダムとパリに街歩きをしに行きました。それをもとに次は実際に暮らしてみようと一番暮らしてみたかった東京にアトリエ兼住居を移して共同生活を開始しました。ひょっとしたら景気がすごく良くて、東京を拠点とした仕事がすごくうまくいっていれば、そのまま東京の人になっていたのかもしれませんが、タイミング良く世界同時不況。これが引き金となって、ここ数年ではなく、ずっと先、100歳で死ぬまでをどうやって生きようか、と、真剣に考え始めました。去年、東京を引き払った時は、やっぱり実家で生活費をあまりかけずにちょうど使っていなかった耕作放棄地があるからそこで半農半デザインで・・・なんてわりとやんわりと浜松での生活を始めました。実際農業をはじめてみたら、農薬や肥料の問題、飛散農薬の問題など、いろんなことが見えてきました。浜松の農家の「食の安全」に対する意識が何と低いことか。畑の作物はまわりの畑から逃げてきた虫たちのかっこうの餌食になり、葉っぱものは見事にスケルトンになりました。本当にいろいろ感じ、いろいろ考えました。世界中のいろんな生活スタイルを勉強しました。そこで出した答えは「サーメ」や「アルプ」のように生きたいというものでした。もちろん、いきなりフィンランドやスイスに引越すわけにはいきません。日本の南アルプスや北海道という手もありなのでしょうが、そこは仕事の都合もありますので、浜松で一番山奥に住もうという結論を出しました。

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もう決めた以上早く始めたい。半農部分の春の作付けに畑を間に合わせて夏野菜を収穫したい。となると一日も早く物件探しをしなければということで、同じく農業&登山友達に紹介してもらった田舎暮しの達人の元へ。いくつか物件を紹介していただき、実際に田舎暮しを始めるにはどのようにしたらいいのかなど教えていただきました。浜松の中山間地域はどこも過疎化が進行していて、老化が進んでいます。亡くなってしまったり施設に入ったりして誰も住まなくなってしまった家も数多くあります。不便な場所にある畑はお年寄りには管理ができず、荒れて、原野に帰ろうとしているところもあります。たいていの空家は販売対象です。基本借りて住むのではなく買って住む。ボロ家付きの宅地が平均2万円/1坪、農地や山林は平均2千円/1坪。そこからボロ家なら解体費をマイナス。水回りなどを改修した家ならばリフォーム費用をプラス。宅地100坪+農地300坪ならば200万円+60万円=260万円。そこからボロ家の解体費約50万円を引くと、210万円で畑とレストアベースの家付きの主になれるわけです。まだまだ物件はあるらしいのでいろいろ見て検討を重ねて交渉を重ねて、なるべく早く田舎人になろうと思います。進行状況はちくいち報告しますからお楽しみに。

浜松田舎暮らしオフィシャルサイト
by jetminmintopper | 2010-01-30 00:50 | 田舎暮らしプロジェクト
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