最近、テレビでクラシック音楽に触れる機会が多いです。クラシック音楽はほとんどなじみがなく、それほど興味がなかったけれど、ここ数年、目にする度に惹かれることが多いです。
今日、NHK教育の
芸術劇場で目にしたダニエル・バレンボイム氏(Daniel Barenboim)もとても興味深い活動をしていました。ユダヤ人である彼と、パレスチナの文学者エドワード・サイード氏の発案からはじまった「ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ」は、対立するイスラエルとアラブ諸国の若い音楽家たちが、共に演奏活動をしています。そして、ヨーロッパや中東、北アフリカなどで積極的に演奏活動をし、平和への祈りを音楽に込めて文化交流をはかっています。ワーグナーの音楽がタブーとされているイスラエルで、演奏を反対する一部の聴衆に演奏する理由を説明して、説得して演奏したりと、いろいろな困難の中でも強い意志を持って活動しているそうです。
まるで、パンクです。
ジョ-・ストラマ-みたいでかっこいい。
ダニエル・バレンボイム Wikipedia