Music For Nipper -produced by Kahimi Karie-
a0101591_155534.jpg最近買ったKahimi KarieさんのプロデュースのこのCDは、おもしろい素敵なコンセプトで作られているのでご紹介します。


みなさんもよくご存知の可愛いビクターのマーク「ビクター犬」。
この原画は、1889年にイギリスの画家フランシス・バラウドさんによって描かれました。
フランシスの兄マークは、「ニッパー」と呼ぶフォックス・テリアをかわいがっていました。しかし、彼が亡くなった為、彼の息子さんと共にニッパーを引き取り、フランシスが育てることになりました。
ある日、フランシスはたまたま家にあった蓄音機に目がとまり、音源が残っていたかもと蓄音機を回してみたところ、かつて吹き込まれていた兄の声が。(当時の蓄音機は録音・再生ができるシリンダー式のものだったそうです。)フランシスは、兄マークの懐かしい声に思わず胸が詰まり、忘れていた思いが溢れました。そして、ふと気づくと、彼の傍らに兄の愛犬ニッパーがちょこんと座り、スピーカーの前で不思議そうに耳を傾け、懐かしい主人の声に聴き入るようにしていました。
そのニッパーの姿に心を打たれたフランシスは、早速筆をとって1枚の絵を描き上げました。そして、「His Master's Voice」とタイトルをつけました。
後日、この絵は円盤式蓄音機「グラモフォン(レコードプレーヤーの原型)」の発明者であるエミール・ベルリナーに気に入られ、シリンダー式から円盤式に描き換えられ商標として登録されました。そしてその後、グラモフォンの子会社ビクター・トーキング・マシン社のトレード・マークとして採用されて、ニッパーは世界各国へと広まっていったそうです。(CDの解説からの引用)


a0101591_174925.jpgそして、このCDはビクター音楽事業80周年で、このニッパーのマークをコンセプトにしています。カヒミさんもゴメスというフレンチブルドックを飼っていることもあって、「犬の為の音楽」ということで作られています。犬が心地よい音を専門家に聞いたり、考えたり、感じたりしながら試行錯誤で作ったそうです。やさしい思いのこのアルバム、皆さんも愛犬と寛ぐ時に一緒に聴いてみたらいかがでしょうか? 右上写真:Nipper と 私達の愛犬Topper

Music For Nipper
produced by Kahimi Karie
Kahimi-Karie.com
KahimiKarie MYLOHAS blog
by jetminmintopper | 2008-11-29 01:48 | CULTURE
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