内柴選手(柔道-66kg)金メダルと君が代
内柴選手、金メダルおめでとうございます。日本人然とした堂々とした試合内容、お見事でした。(チャラいサッカーとは大違い) 各試合共にチャレンジングな姿勢、技のマシンガン。決して要領良く勝とうとはせず、5分間、相手に一切主導権をあたえない全力の戦いは、見ていて心が洗われるようでした。(ポイントで勝つ試合のママとは大違い) 日本の金メダルはこれ1個で十分だとさえ思えるような立派な戦い方。すばらしい戦いでした。

そして、表彰式での君が代。美しいメロディー。世界一美しい国歌ではないでしょうか。歌詞の内容について賛否両論あるのは悲しい現実ですが、これは、歌詞の解釈の仕方を誤って教えていたためだと、僕は考えます。あの時代の文化人、特に詩人は、表現の自由が許されない当時の空気の中にあって、巧みに、お役人の感性ではとうてい理解できない方法で詩の内容にトリックをしかけたはずです。

僕が考える作詞家の本来の歌詞の解釈はこうです。

きみがよは
 **私の愛する人の幸せが

ちよにやちよに
 **絶えることなく永遠に

さざれいしのいわおとなりて
 (これはビジョン的イメージ表現)

こけのむすまで
 **土に返るまで続きますように

そう。ラブソングです。世界一言葉少ないラブソング。私達の国歌がラブソングだったなんて、気付かなかったでしょ。歌いたくなるでしょ。世界に自慢したくなるでしょ。こんな表現ができるのもまた日本人だからではないでしょうか。
by jetminmintopper | 2008-08-11 00:46 | ISM
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