先日行った
ハウステンボスで、自動演奏楽器の展示と並んで、興味深かった「鐘の博物館<
カロヨンシンフォニカ>」を紹介します。
とても珍しい鐘の博物館です。ヨーロッパに行くと、教会の鐘の音がとても印象的です。それらは、調律された鐘を組み合わせて、メロディーを演奏する仕組みになっており、それを「組み鐘」カロヨン(carillon)と言うそうです。ここには、17世紀にオランダ・デルフト市に建てられたセント・ヒポリタス教会をモデルにした高さ9mもあるカロヨンタワーがあります。大きくて迫力です。
その他に世界各地から集められた鐘の展示や、カロヨンの演奏の練習用の機器(キーボードのようなもの)、カロヨンの鋳造工程の映像などなど変わった目の付け所で初めて見ることばかりでおもしろかったです。今まで鐘を身近で見る機会がありませんでしたが、近くで見ると形も装飾も仕組みも美しく魅了されます。