自動演奏楽器
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自動演奏楽器_a0101591_17414359.jpg先日行ったハウステンボスで、とても印象深く驚いた展示があったので、ご紹介します。

オルゴールファンタジアという展示で、自動演奏楽器の紹介をしていました。最初に通された部屋(左・左上写真)で待っていると、とてもシュールな感じの解説のお姉さんがやってきて、説明をはじめました。
昔、ラジオや蓄音機などがまだなかった頃、人々が音楽を楽しむために開発された自動演奏楽器。

この左上の写真は、とても大きいダンスオルガンといって、ダンスホールや駅やホテルなどで、ジュークボックスの変わりに使われていたものだそうです。空気を送り込むことによって音が出ます。この中に、木琴や太鼓、シンバルなどいろんな楽器も仕込まれていて、自動で曲を演奏します。まるで、たくさんの人が中に入って演奏しているかのような豊かな演奏です。スピーカーとかが付いているわけではないのに、度肝をぬく音の大きさでした。これは驚きました。でも暖かいいい音色でした。ブックという曲の情報が入っているものを変えれば、いろんな曲が演奏できます。
河口湖にあるオルゴールの森にも巨大なダンスオルガンがあるそうで、youtubeで紹介している人がいましたので、どんなものかの参考にリンクしておきます。

その後、オルゴールの部屋に通されました。ここからは、写真禁止ですので、残念ながら写真ありません。ここでは、貴族などが使っていたという家庭用のオルゴールの紹介です。デスクくらいの大きさの箱に幅60cmの20cmpaiくらいの曲が刻まれたシリンダーをはめて演奏します。とても古い貴重なもので、装飾も美しく、音色も豊かで、今までのオルゴールのイメージが吹っ飛び、魅了されてしまいました。その他にも円盤型のディスクをはめてレコードのような見た目のものや変わりオルゴールも展示されていました。

最後の部屋では、バイオラーノというバイオリンとピアノの自動演奏の楽器の紹介です。冷蔵庫くらいの大きさの木の箱の中にピアノの鍵盤とバイオリンが入っていて、ロールペーパーという楽譜を入れると、勝手に演奏します。バイオリンの自動演奏なんて!

木の共鳴や、風の力、ゼンマイなど、知恵と歴史がたくさんつまっている、自動演奏楽器。とても素敵で魅了されて、興味がわきました。

自動演奏楽器_a0101591_1836774.jpgついついおみやげにオルゴールも買ってしまいました。

そういえば、浜松にも浜名湖オルゴールミュージアムというところがあります。浜松に帰った時に行ってみようと思います。


by jetminmintopper | 2008-06-26 18:32 | CULTURE
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