GUITAR
GUITAR_a0101591_21274713.jpg先日、友人の小学校2年生の息子さんが、ギターをはじめました。その話しはとてもうれしくて、なにか協力したくて、見た目もブリティッシュでビザ−ルな雰囲気を持った未来のミュージシャンのためにギターを選びました。古い中古のギターなどいろいろ候補はありましたが、いつも楽器についていろいろ教えてくれる楽器屋SONIXのイシちゃんの意見も参考にしながら、新品のDanelectro(ダンエレクトロ)の59-DCのブルーのラメ(メタリック)にしました。
まだ手が小さい子供に、軽くて小さめのダンエレクトロのギターは、お手頃な金額で、入門にはとても向いています。アメリカンビザ−ルギターの代表的なものです。値段はお手頃ですが、一応本物のオリジナルな歴史あるギターです。元々50〜60年代にロック用のギターとして造られていて、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが使っていた事でも有名です。形もかわいくてユニークなので女性ミュージシャンもよく使っています。当時とほぼ同じ作りで90年代後半に復活して、現在も生産されています。ボディーは特徴的な作りで、家具のように骨組みに、あらかじめ塗装をした合板をトップとバックに貼り、無塗装の側面に壁紙テープのようなテープをぐるっと貼ってあります(これがよく剥がれてくるらしい)。糊とビスで作れる合理的な作りになっています。そして、リップスティックと呼ばれる口紅のケースのようなダンエレクトロ独自のピックアップが付いています。このピックアップの音は他のギターにはない安っぽいけど味のあるダンエレクトロの魅力の1つになっています。

ギターは車以上にヴィンテージもごろごろ存在していて、60年代のものなども普通に売られています。一人の人にずっと大事にされていたり、いろいろな人の手を渡り歩いてきたり、使っていたミュージシャンの話しやそれぞれに歴史や物語りがあります。修理されながら人から人へと大事にされていく、素敵なことです。元祖Re-Useかな。このダンエレクトロと彼は、これからどんな運命をたどるのか楽しみです。
by jetminmintopper | 2008-02-12 14:22 | CULTURE
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