佐鳴湖のウォーカーはゾンビじゃない
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陽が暮れた湖畔の幅2m程の遊歩道、向こうの方から小さな2つのライトが揺れながら近づいてくる。私達はスッとやや左に寄る。2つのライトはそれに呼応するように右に少し寄った気がした。

眩しい光のスーパーマーケット、向こうからカートを押す正気を無くした主婦らしき女性が、ここは私の通路だと言わんばかりに私達に向かって突っ込んでくる。危うく引かれるところだったり。
いつものように流れに乗って車でいつもの道路、突然背後から真っ白い4つの光がサーチライトのように私達を照らしたかと思うと、その鬼の形相のようなライトは次の瞬間、私達のリアウインドウいっぱいに映ったりとか。
一歩外に出るとそこはまるでゾンビとの戦場のように感じることがある。度々。

再び夜の湖畔、向こうからくるライトの主は初老の夫婦だったり、私達のようなカップルだったり。狭い遊歩道を狭いと感じない程あざやかにすれ違う瞬間抑え気味に「こんばんわ」と挨拶を交わす。
佐鳴湖のウォーカーは決してゾンビじゃない。気持ちのいい、血の通った人達だ。一瞬中断した2人の会話が戻り楽しそうに去って行く。


数日前から作業後、自宅から佐鳴湖まで歩くことをはじめました。
そして早速、それに必要なボトルポーチを作ってみました。サイクリング用ボトルとケイタイと小銭入れと小さなタオルがやっと入る大きさです。ストラップには昼間、目立つように黄色のパラシュートスリングを、両面にある2つのポケットの外側のポケットの縁に反射テープを付けて安全を確保。これが試作3発目の最終形です。
皆さんも歩きませんか。気持ちいいですよ。
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by jetminmintopper | 2013-05-18 01:28 | SPORTS
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